「 ヒロシです・・・ 」
                 2005年 4月 3日(日) 晴れ


今、テレビで売れっ子の、お笑い芸人のヒロシさんのねたに
こんなのがあります。

「 ヒロシです・・・ 、ひきこもる程のお金が有りません!」
核心を突いてて笑えます。

でも現在増えている、「ひきこもり」 や 「ニート」 は、笑えない現実です。
戦後60年 日本が遂げた、めまぐるしい経済成長の副産物、ニート。

先日、ニートの数人にインタビューをしているテレビ番組がありました。
その中のひとりが、自分がニートであることの正当性を語っていました。
大学を卒業したらしいその彼が、悠長に話す理屈を聴いていて、
なんとも、悲しい気分になりました。

ローリングストーン
川の中で転がり続ける石に、苔(こけ)は着かない。

人間を、珠(たま)に例えるなら、
それを、きれいに輝かせるための、「磨く」という作業に
最も近いものは、「仕事」ではないでしょうか?

人は仕事を通じて、「人に求められる」ってことを追求してゆくものでしょう。

珠を磨くことをしないニート達。
どんどんホコリが積もり、丸くもなくなり
悪臭すら放つ、そんな物体になってはいませんか?

私は、きれいな珠に近づきたい。
きれいな珠には、たくさんの人が寄ってきます。

若い可能性を無駄にしないで下さい。
まだ間に合う。
        ・・・まだ間に合う!



大惨事
                 2005年 4月 27日(水) 晴れ


被害者や遺族の方の、怒り・悲しみは
向ける場所があっても、消せはしない。

お気の毒で・・・、可哀想で・・・
いたたまれない気持ちです。



  線路は続くよ どこまでも
  野を越え山越え谷越えて
  はるかな町まで ぼくたちの
  楽しい旅の夢つないでる


ひたすら、心が痛い



地に足を付け・・・
                 2005年 5月 15日(日) 晴れ


昔、私が好きだったテレビ番組に、
「アメリカ横断ウルトラクイズ」がありました。

「トメさん」こと福留功男さんが、クイズ参加者を引き連れて
何週間もかけて、ニューヨークまでクイズの旅を続けるという
日本テレビの中でも、大きな「おばけ番組」だったことと思います。

この番組って、アナウンサーのトメさんも含めて
タレントは一人も出演していなかったんです。

司会進行を務めるトメさんが、たった一人で、
「人間の感情」を演出し、「感動」を創っていました。

アナウンサーという仕事の偉大さに関心したことを憶えています。
  ( もっとも、アナウンサーという位置は関係なく、
   “演説の持つ力”に近いようにも思うが・・・ )

長年続くその番組を引き継いだのが、福澤朗(ふくざわあきら)アナウンサー。
そのあまりの若さに驚きました。
とびっきりの、大抜擢だったと思います。

日本テレビから出てきたその逸材は、
「ズームイン!!朝!」までも、トメさんからバトンを渡されました。

その福澤さんが先日の会見にて
日テレを抜けてフリーになることを発表しました。
「男の本来の仕事は50代以降に何を残せるか」という意思のもとに。

まじめ ・努力 ・前向き ・ひた向き・・・
そんな福澤さんから、いい刺激を頂きました。


私も来月で、40歳になります。
もう40歳であり、まだ40歳でもある。
「もう」と、「まだ」の間で
悩んで、動いて、空回りして、一喜一憂して・・・




 割烹 逆瀬川 川上
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