職人が教える「手打ち蕎麦」の教材■ 良い蕎麦粉の調達が、なかなか・・・ ■
web name : 徳次郎
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 【 そば粉 】
黒いのと白いの 
追求する2本柱 

 黒いのと 白いの

今日、お見えになったお客さんが、
こう、おっしゃいました。

「お蕎麦って、黒いものって思ってたんだけど
 これは、白っぽいね?」

カウンターのこちらで、魚を卸していた私は、
手を止め、顔を上げて、そのご婦人に対し、
「いぃー質問ですねぇ」、と満足そうに。

そうですよね。
私も自分で打つ前までは、
漠然と「黒っぽいもの」 と感じていました。

そばの実の、
外側の黒い殻も一緒に挽きこんだものは、黒っぽく。
内側の白い部分だけを挽くと、白っぽく。
その間あたりのそばの実は、緑っぽく。

ってな話をあれこれ・・・

手打ち蕎麦歴3年弱の私が、
一生懸命に説明しましたが、納得されたかな?



こんな風に、同じ産地でも種類の多い蕎麦粉です。
私はそれを、日々いろんなパターンで、
ブレンドをして楽しんでいます。

黒っぽい「田舎そば」 は、極細に打って舌触りを楽しんで、
今日の白っぽい「丸抜きそば」 は、太目に打って
「もっちり感」 を味わいましょう。


好みは、人それぞれ。
そして、蕎麦それぞれに、美味しい・・・






 追求する2本柱

自家製粉のお蕎麦屋さんを、
よくお見受けいたします。

石臼が、ゴリゴリ と回っています。

「自家・石臼・挽きたて」 って、
どんな蕎麦になるのかな?

私にとって、「未知の世界」 です。
勉強不足の感も 否めませんが・・・

2年半ほど前、蕎麦打ちを初めて、
それを商品化にするときに、
最も 迷い・思考錯誤したのが、「粉」 です。

蕎麦打ちの技術は、「数打ちゃぁ」 ってなもんで、
なんとかなると思いましたが、
「蕎麦粉」 に関しては、全く別の話です。

「ロブスター」 を仕入れては、
「伊勢海老の造り」 には 勝てません。

結局のところ、
「旨い蕎麦」 というのは、2本柱だと思います。

「どんな蕎麦粉を手に入れるか?」 と
「上手い蕎麦つゆを作る」 です。
 ( 旨いではなく、上手い )

たくさんの蕎麦粉を 試しました。
全国の多数の製粉会社さんから、
多種類を少量づつ 発送して頂きました。

蕎麦粉といえば、一般に「産地」 ばかりに
意識が向き勝ちですが、
「挽く技術」 も、大きな要素だと感じます。

お気に入りの製粉会社さんから、
良い蕎麦粉を仕入れられるおかげで、
今日もまた蕎麦が打てます。


     
■ DVD 『ゼロからの手打ち蕎麦』 ■
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